ONLINE
当事者もくもく会
FOR 困ってる人

ONLINE当事者もくもく会のススメ

運営も参加も簡単な日常系自助会だ!
君もやってみないか!!!

運営にコミュニケーション能力が(あまり)いらない

ONLINE当事者もくもく会の運営は簡単です。だから、主催のキタハラもやることができます。
やることといえば始まりの「気分体調・やることの報告」、それから「作業の開始」、終わったら「振り返り」と最低限がこれだけで機能するのが「ONLINE当事者もくもく会」です。
コミュニケーション能力は最小限ですみます。当事者研究や自助会などのお話系の当事者会は話を回したりと結構レベルの高いコミュニケーション能力が求められますが、このONLINE当事者もくもく会では機械的な仕切りだけで運営ができます。雑談も原則的には不要です。だから、私のようなコミュ障でも運営が可能なのです!

場所も不要、費用もかからない居場所

Skypeを使ったONLINEミーティングだから面倒くさい場所取りも不要です。なので運営費用はゼロ。非常にお手軽にWEB上に無料の居場所を作り出すことができます。ありがとう、Skype!

日常にコミットとする「ケ」の自助会

コミュニケーションが苦手だからこそ、コミュニケーションに飢えているのがコミュ障というもんです。オフライン系の当事者研究会や自助会、アノニマスが日常で溜まりに溜まった鬱憤を晴らす、いわば「ハレの場」だとすると、ONLINE当事者もくもく会は「ケ」そのもの。毎日集まって、なんとなく挨拶して、日常のアレコレをつぶやいて、たまにはちょっと話もする。スカイプチャットでなんとなく一日中つながる。日常にゆるくコミットして、日常を少し変えるのがONLINE当事者もくもく会です。

結局、主催が一番お得だ!

自助会において、結局誰が一番お得かというと、私は参加者よりも運営だと思っています。確かに、手間だし、プレッシャーも感じるし、自分が運営する自助会のせいで調子を崩すときもあります。それでも、自分の考えを実際に実行してみるということは楽しいものです。そして、主催だから、自分の困りごとに応じて、自助会をデザインすることもできます(参加者の意見を無視しすぎると、無人の野と化しますが)。
私の場合は十数年来の昼夜逆転やうつ病によるセルフネグレクトも治りました。参加者とコミュニケーションを取りながら自助会をデザインした結果だと思っています。
精神障害や発達障害を持っていると、その苦しさに振り回されがちです。自助会を主催することには、そうした障害の苦しみから主体性を取り戻すという意味と病を基盤に共同性を獲得するという意味があると私は思っています。

単純・孤独から始まって、展開・協力も可能です

この自助会も最初は平日の午後の3時間から始まりました。当時私はセルフネグレクトの治りかけで、その3時間は動けるけど、それ以外の時間は動けませんでした。参加者の仲間も同じなので、提案・相談・協力して、午前も開催するようになり、土日祝日の年中無休の今の形になりました。私もたまには運営を休みたい日もあるので、週2回は古参の参加者の仲間に代行してもらっています(Tさんいつもありがとう!)。
私が朝起きれないので「朝起きるだけの会」も始めました。初めに協力してくれたKさんのおかげです。おかげで朝起きられるようになりました。自助会やってれば日常の困りごとが全て解決するわけでは当然ないので、当事者研究会も内部でやっています(KNさん、いつも話を回すのを手伝ってくれてありがとう!)。

運営で一番ネックなのは最初の参加者

私は自助会の運営において、一番難しいのはコミュニケーション能力よりも、最初の参加者だと思います。参加者がいなければ運営もへったくれもないので。でも、そこさえ越えることができれば、このONLINE当事者もくもく会は運営が簡単だし、日常に棹を差すというお話系の自助会とは違った効果をもたらすことができることができる、なかなか良い当事者会の形式ではないのかと思っています。お金もかからないですし。

あなたもやってみませんか?

孤独や精神不安定、生活リズムの崩れ、セルフネグレクトに苦しんでいる人は多いと思います。ひきこもりやニート、無職の人は特に(私もその一人です)。
でも、このONLINE当事者もくもく会はそんな人にこそ適した自助会です。参加においても、運営においてもです。何しろ時間は有り余ってますから。
当会は働いている、働いていないに関わらない会ですが、ひきこもり専門や生活保護専門、発達障害専門のもくもく会も良いと思います。主催ならデザインは思いのままです。
また、発達障害や精神障害を抱えながらフリーランスや自営業を営んでいる方も多いかと思います。私ももともと自営業なので、病気が治ってからもこの自助会はライフワークにしたいです。自由業だと結構生活のリズムが狂いがちなもので、ONLINE当事者もくもく会は乱れがちな生活のパターンを整えるのにも役に立ちます。
私は日本の社会は高ストレスで簡単に孤立してしまうあまり良くない社会だと思っています。そんななかで、このONLINE当事者もくもく会という形式はなかなか役に立つんじゃないかと思い、広めたいという願いからこのページを作りました。
このページをご覧のあなたが当会の形式を真似てくれたら幸いです。また、設立の際にわからないことがもしありましたら、お気軽にご相談ください。