ONLINE
当事者もくもく会
FOR 困ってる人

自分に対する気遣い

怠惰が悪いわけじゃありませんが

当会のメンバーのNさんが当事者研究会を新しく始めたんですが、その中で「当事者研究的とは?」という話になりました。私は当事者研究というと「人と問題を分ける」をまず思い浮かべるんですが、Nさん曰く「自分に対する気遣いも含む」とのこと。毎回、気分体調の報告を当事者研究ではするのですが、それは当事者研究の理念の具現化らしいです。気づきませんでした。

最近の当「ONLINE当事者もくもく会」なのですが、グダっております。グダグダです。「調子が悪い」「やる気がない」「何もしなかった」ばかりです。「弱さの情報公開ができる」ってのが当会の理念のひとつではあり、別にいいのですが、何もしないことを推奨しているわけではありません。当会は「ONLINE何もしない会」ではないです。動けなくて苦しい人が動けるようになるのが当会の趣旨のひとつです。

で、「何とかならんかなー?」と思って、週末と月末にその日の振り返りとは別に「週もしくは月の振り返り」を始めることにしました。Nさんの話で思いついたわけではありませんが、自分に対する気遣いの具現化であるなと後付の理屈で思いました。

人間ってのはいろんなレベルで生きてるわけで、物理的にはその日をもちろん生きているのですが、週単位でも生きてるわけですし、月単位・年単位・10年・一生というレベルでも生きてるわけです。人によっては死後も含むもんですね。明日のために、1週間後の自分のために、10年後のために、自分の死後この世に残る人々のためなどなど、いろんな単位の未来のために今を生きるのが人間です。時間的な意味での自分に対する気遣いを取り戻すことでもあるなと、Nさんの話を聞いて思ったわけです。

実際導入して一ヶ月くらい経ったのですが、まあ漫然と私は生きているのでそんなこと日頃全然考えていません。でも、直前に何を話すか考えます。その時に自分が日頃何を考えているか思い出す感じですね。理念は大仰でも実際はそんなもんです。でも、結構いいんじゃないかと思っているので、年末には今年の振り返りをやってみたいと思っています。

あと、最近全然新しい人が入ってこなくて、かつ、出席が悪くて当会は再び存続の危機を迎えています。新しい方がメンバーに加わると漫然とした会の雰囲気に活が入ります。本当は一番それがいいのです。是非、当会にご参加ください。