ONLINE
当事者もくもく会
FOR 困ってる人

井戸端会議的コミュニケーションの会です

賀正新年!
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。主催のキタハラです。

またセルフネグレクト

私はと言うと年末からセルフネグレクト状態に陥っていまして、おめでたい感じは皆無の年末年始を過ごしました。2021年もおよそ一ヶ月経ちましたが、未だセルフネグレクト状態が続いています。1月中に確定申告を済まし、仕事を本格的に再開させる予定でしたが、なんもしていません! 唯一の成果はストリートファイター5で再びダイヤモンドまで昇格したことくらいですね(白目)。ダイヤモンドに行くとプロゲーマーとも対戦できるのですが、自分より強いやつに会っては、ボコられて貧乏ゆすりが止まらない日々を過ごしております。

あなたより強い人は少なくとも3万人はいます
でも、ベガは楽しいキャラです。

気分的にも生活的にも最悪で、床に入ると奇妙な不安感に襲われて朝まで眠れません。昼夜逆転です。眠りも浅く、起床後の気分は最悪でやる気は皆無です。仕事をやろうやろうと思っても、脳が機能停止していて、うつ病になる前は普通にできていてことがまったくできません。そして、スト5に逃避します(スト5は大変面白いゲームで罪はありません。プロシーンの面白さにはうつ病期ど真ん中の時にはとても癒やされました)。うつ病的気分の気配やセルフネグレクトの再来に怯える毎日です。

要するにうつ病ど真ん中の戻るベクトルなのですが、ひとつだけ当時とは違う要素が今はあります。当会「ONLINE当事者もくもく会」の存在です。

毎日少しずつふとしたことをお話

当会では一日4回毎日ちょっとしゃべる機会が用意されています。その時に本日の気分体調や予定、一日がどうだったかを報告します。こう書くと堅苦しい感じですが、実際はもっとフランクです。

「予定したことが何もできんかったー」
「風呂入れん」
「うつだー」
「フラッシュバックで久しぶりに錯乱したー」
「金がない」
「仕事怖い」

まあ、困ってる人のための自助会なんで大体こんな感じになります。
逆に嬉しい知らせもあります。

「再就職して辛かったけど、今日は何かを乗り越えた気がする!」
「ショックな事があった! もう一回働く!」
「仕事きた!」
「久しぶりに気分が平穏」
「このところ動けてるー」
「セルフネグレクト抜けて久しぶりに店でラーメン食った。日常が戻ってきた感じがする」

などなど、もう1年近くやっているので状況は有為転変、来る人去る人です。後はどうでもいい会話もします。

「AMAZONからルーター来た。ネットワークを構築するぞ」
「ダイエットのためにスクワットしたら膝壊した! 最悪だー」
「朝からクリスマスの残りのスパーリングワイン飲んでます。サイコー」
「職場の客がマスク付けねー 喋んな 黙って帰れ オラー」

とか。

井戸端会議系自助会

要するに日常における普通のコミュニケーションですね。顔を合わしたらなんとなく会話するのが日常と言うもんです。毎日、何度も、話が弾んだり、弾まなかったり。井戸端会議型のコミュニケーションが当会の特色だと思います。そして、孤独になってしまうとそれらの普通な日常が失われてしまいます。それをネットの力を使って取り戻すのが当会の目的のひとつでもあります。

当会はインターネッツのテクノロジーを利用した井戸端会議系自助会です


また、もくもく会は常設のスカイプチャットで開催されます。このチャットでもコミュニケーションは行われます。辛いことを書き込むこともあれば、嬉しかったこと、ふとした出来事も書き込みます。困ってる人は眠れないもんです。このチャットは24時間稼働です。夜もふと書き込むことができます。そこでもふと話して話が弾むことがあれば、弾まないこともあります。

勇気のいらない気軽なお話

話は変わりますが、最近気づいたのですが私はお話系の自助会が苦手です。しゃべることが苦手というわけではないのですが、自分はおそらく複雑性PTSDで自分の根幹的な記憶やその解釈について話すことができません。というより編集して話すのですが、嘘をついているような罪悪感に毎回苛まれます(自分で当事者研究会を主催しているのですが)。そんな私にとっては当会の井戸端会議的コミュニケーションが症状の悪化を底支えしてくれているのですね。孤独でいると日常が失われ、無責任に「ふとしゃべる」ということができません。お話系の自助会における勇気を要する「告白」的な非日常的コミュニケーションも大切だと思います。でも、当会の無責任で日常的な井戸端会議的コミュニケーションの方にこそ私は救われているのだと思います。

通常の自助会ではない、かなり独自路線の当会ですが、もし、それが自分助けにつながると思われるならお気軽にご連絡を!